シャワーの温度
うちのお風呂の蛇口は壊れている。
どういう風に壊れているのかというと、シャワーの温度を一定に保つことができないのだ。
お風呂に入るとまず赤色の蛇口をひねる。
すると40度オーバーのお湯が出てくる。
この季節に40度を超えるお湯を浴びると熱く感じる。
ので、水色の蛇口をほんのちょっとひねる。
すると40度のお湯に水が少し追加され、ちょうど良い温度のお湯が完成する。
しかし暫くすると、ちょうど良いはずのお湯がどんどん冷たくなってくる。
追加で水を注文した覚えはないが、どんどん出てくる。
結果、めちゃくちゃ冷たいシャワーが完成する。
あれ、お湯どこ行った?
赤色の蛇口を閉めてはいないのだが。
もう一度赤色の蛇口をひねる。
暫くすると、シャワーがまたちょうど良い温度に戻ってくる。
ああ、これだよこの温度だよ。
ほっとしたのも束の間、どんどんシャワーの温度が上がっていき、今度は熱湯シャワーが完成する。
アチチチチチ~
水どこいったー!
なるほど、どうやらうちのお風呂の蛇口は0か100かしか脳が無いようだ。
間の2から99を習わずに育ってきたのかもしれない。
引っ越すまでの間、ゆっくり教えてあげるとしよう。
3年以上住んでいるが、つい最近気づいたことがある。
給湯温度って自分で設定できるらしい。
我が家は37度の快適シャワーを手に入れた。